- 🏫 はじめに
- 📺 動画はこちら
- 📌 今回のテーマ
- 🔌 回路説明
- 💻 今回作るプログラムの概要
- 📝 プログラム作成
- ✅ 動作確認
- 📚 今回学べること
- 🌱 こんな方におすすめ
- 📌 使用部品
- 💬 質問・コメント大歓迎!
- 🏫 デジタル技術大学校 関連動画一覧
🏫 はじめに
こんにちは、デジタル技術大学校、専属講師のゆかりです 🌸
今回はArduino Cloud応用編! スマホがリモコンになる体験をしてみましょう。
前回(第35回)はArduino CloudのダッシュボードからLEDをON / OFFする方法を学びました。 今回はその続編として、スライダーを使ってWi-Fi経由でモーターの回転を調整します。
ONかOFFだけではありません。 指でスライダーを動かすと、その値がクラウドを通じてArduinoに送られ、モーターの回転速度が変化します。
📺 動画はこちら
📌 今回のテーマ
Arduino Cloudのスライダーから送られた値(0〜255)を、 PWM制御でモーターのスピードに変換します。
| 仕組み | 役割 |
|---|---|
| スライダー | スマホ/PCから直感的に値を送る |
| Arduino Cloud | クラウド経由で値をArduinoへ転送 |
| PWM(analogWrite) | 受け取った値で回転速度を調整 |
| L293D | モーターを実際に駆動 |
💡 ポイント 「クラウドの値が物理的な動きに変わる瞬間」を体験することが今回のゴールです。
🔌 回路説明
今回は 2番ピン・3番ピン・5番ピン の3本を使います。
| Arduinoピン | 接続先 | 役割 |
|---|---|---|
| 2番ピン | L293D Motor 1A | モーター方向制御 |
| 3番ピン | L293D Motor 2A | モーター方向制御 |
| 5番ピン | L293D Enable(PWM) | スピード制御(PWM出力) |

💻 今回作るプログラムの概要
| 操作 | 動作 |
|---|---|
| スライダーを動かす | クラウドにスライダー値が送信される |
| Arduinoがクラウドから値を受信 | onMotorChange() 関数が呼ばれる |
analogWrite() でPWM出力 |
モーターの回転速度が変化 |
Arduino Cloudの無料版はThing(シングス)が2個までしか作れません。 そのため、前回作ったThingを再利用して進めます。
📝 プログラム作成
① Thingに変数を追加
- 既存のThingを開く
- 「Add(+)」をクリックして変数を追加
- 名前:
motor - 型:
Integer Numberを選択 - 「Add Variable」をクリックして確定
② Sketchの編集
「Sketch」をクリックしてコードを開きます。
L293Dのピン設定(setup内)
// L293Dのピン設定 pinMode(2, OUTPUT); // Motor 1A pinMode(3, OUTPUT); // Motor 2A pinMode(5, OUTPUT); // Enable (PWM)
すべて OUTPUT に設定します。
自動生成された onMotorChange() 関数 スケッチの一番下に自動で作られている onMotorChange() 関数を編集します。
void onMotorChange() { // スライダーの値(0〜255)をPWMでモーターに渡す analogWrite(5, motor); // 回転方向を固定(正転) digitalWrite(2, HIGH); // Motor 1A digitalWrite(3, LOW); // Motor 2A }
| 行 | 解説 |
|---|---|
| analogWrite(5, motor); | スライダーで指定した値(0〜255)をPWMでEnableピンに出力 |
| digitalWrite(2, HIGH); | Motor 1AをHIGH |
| digitalWrite(3, LOW); | Motor 2AをLOW |
→ 1A=HIGH / 2A=LOW で 正転方向 に固定し、5番ピンのPWM値で速度を変化させます。
③ ダッシュボードにスライダーを配置
- 「Things」→ 「Dashboard」をクリック
- 前回作ったダッシュボードを開く
- 「Add(+)」→ 「Slider」をクリック
- 「Link Variable」→ 新しく作った
motorを選択 - 下までスクロールして Range の最大値を
255に変更 - 「Done」をクリック
- 右上の「Done」を再度クリックして編集モードを終了
④ デバイスを選んで書き込み
- 「Sketch」をクリック
- デバイスに名前があるものを選択
- プログラムに間違いがないかチェック
- プログラムをマイコンに書き込み
✅ 動作確認
スマホやPCのダッシュボードを開いてスライダーを動かしてみてください。
- スライダーを 右に動かす → モーターの回転が 速くなる
- スライダーを 左に動かす → モーターの回転が 遅くなる
- 0 にする → モーター停止
Wi-Fi越しの遠隔制御ができていれば成功です!🎉
📚 今回学べること
- Arduino Cloudで スライダー を使う方法
- PWM制御(analogWrite) の基本
- クラウドの値とモーター回転速度の関係
- Wi-Fi遠隔制御 の仕組み
- L293Dモータードライバの基本配線
🌱 こんな方におすすめ
- ✔ Arduino Cloudを一歩進めたい方
- ✔ ON/OFF制御から次のステップに進みたい方
- ✔ IoT制御の基本構造を理解したい方
- ✔ スマホで物理デバイスを動かしてみたい方
📌 使用部品
🔧 使用ボード
- Arduino Uno R4 WiFi
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- L293D モータードライバIC
- DCモーター
- ジャンパーワイヤー/ブレッドボード
📦 電子工作キット
💬 質問・コメント大歓迎!
「スライダーを動かしてもモーターが回らない」 「逆回転もさせてみたい」 「PWMの値ってどう決めるの?」
など、遠慮なくコメントしてください 😊 ゆかり先生が丁寧にフォローします。
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